COLUMN

いつか会社をつくりたい!と思っているあなたにおすすめしたいこととは?

こんにちは。起業支援、経営支援で女性の生き方をサポートしている辻朋子です。

「決算書が読めるようになりましょうね!」

私は、まなび塾のメンバーさんの中で会社を経営している方にこのようにアドバイスをしています。

なぜなら決算書をみれば、会社の健康状態がわかるからです。

健康状態を確認しながら経営をした方が、良いに決まっていますよね!

 

 

決算書とは、一定期間のビジネスの成績やふところ具合を明らかにするために作成する書類のことです。

これは会社だから作成するのではなく、個人事業主も作成するのが基本です。

だからぜひ決算書に関する予備知識を備えておくといいです。

そもそも、なぜ決算書を作る必要があるのか?

それは「株式会社」の仕組みが関係していますよ。

本来、株式会社は「お金(元手)を出す人」と「経営する人」は別ものです。

一般的に前者のことを「株主」といい、後者を「経営者」といいます。

株主はお金を出して、経営者を任命して経営を委任する

経営者は経営を頑張る

頑張った結果、利益がでたら株主に還元する

株主は分配を受け取る ←配当

これが株式会社の仕組みなのです。

そして…

利益を分配するためには、会社がどのくらい儲かったのか?をはっきりさせる必要がありますよね。

根拠なしに分配するわけにはいかないですし…

で、そのために「決算」というものを行うわけですよ。

ここで質問です。

もしあなたが株主だとしたら、決算に対して何を望みますか?

いくら儲かったか?という情報だけでOKですか?

それとも他に何か欲しい情報はありますか?

例えば…

・会社に現金はどのくらい残っているのか?

・銀行残高はいくらあるのか?

・最初の元手を、何にいくら使ったのか?

・借金はあるのか?借金があるとしたらいくらあるのか?

・どんな経費を使って、それぞれいくら使ったのか?

お金を出したからには気になりますよね。

このような株主の要求に応えるために、会社はわかりやすく説明するための書類が必要なわけです。

それが「決算書」なのですね。

だから決算書を見れば、会社の状態が一目瞭然なわけです。

あなたもビジネスを成長させたい!継続していきたい!と思うのであればぜひ決算書が読めるようになるといいです。

「いつか会社をつくりたい!」と思っているあなたにも…。

そうすれば会社の健康状態をチェックしながら経営ができるので「安心、安全経営」ができるようになります。

その結果「生涯現役!」が目指せるようになるのですね!

 

 

2019.10.16 水曜日