COLUMN

会社をつくるにはいくらぐらいお金がかかるのですか?

こんにちは。女性のための起業支援、経営支援をしている辻朋子です。

「会社をつくるにはいくらぐらいお金がかかるのですか?」

コンサルティングメンバーさんからこのようなご質問をいただきました。

彼女は現在、起業するにあたって会社を作ったほうが良いのか、それとも個人事業主として起業したほうが良いのか、について検討しています。

そこで会社を作る場合にどのくらいコストがかかるのか、を探っているのです

ちょうど先日、他のメンバーさんが会社を作ったのでその際にかかったコストをお伝えしました。

合計で約37万円、と。

すると彼女から「そんなにかかるんだったら会社を作るのはやめておきます!」と返信が戻ってきました。

なので即ダメ出しをしましたよ!

なぜなら…

確かに会社を作るにはお金がかかりますがそれだけで判断するのは起業家、経営者にふさわしくないですからね

会社をつくるかどうかはコスト面だけでなく、他の観点からも検討することが大事だからです。

ちなみに一般的に会社のほうが個人事業主よりも社会的な信用が高いです。

さらに会社でないと取引してくれない企業もありますしね。

それとか会社でないとお店やオフィスを借りれない場合だってあるし…

スタッフを雇用する場合も会社のほうがエントリーしてもらいやすいです。

一方、個人事業主はお気軽でお手軽です。

税務署へ開業届を提出するだけでビジネスが始められますし、ビジネスをやめるときも廃業届を提出するだけです。

つまり紙一枚で、始めたりやめたりできるというわけです。

だから個人事業主は、社会的信用面で会社とは比にならない、というのが納得できますよね。

念のため、私は会社を作ろう、と言っているわけではありませんのでその点はご理解くださいね。

会社を作るデメリットもありますしね。

私がお話したいことは…

起業するには、またビジネスをしていく上ではいろいろな選択肢があって1つ1つ検討しながら決定していくことになります。

それをビジネス界では「意思決定」と言いますよ。

意思決定をする際は「多面的」に考えて検討をすること。

決して1つの側面だけで考えないことです。

女性起業で成功するためにはとても大事なことですのでぜひ覚えおいてくださいね。

 

 

2019.11.11 月曜日