収益と利益の違いとは?今さら聞けない!
こんにちは。女性経営コンサルタントの辻朋子です。
「収益」と「利益」は違います。
しかし「利益」のことを「収益」と表現していることがたまにあります。
「収益」と「利益」は「益」の部分が一緒でとても似ている言葉です。
しかし、その意味は大きく違います。
だからきちんと使い分けできるようになることが必要ですね。
収益とは?
誰もが知っている「売上」は「収益」の一部です。
他には、配当金や本業以外に入ってくるお金があります。
例えば、私の会社の本業はコンサルティング業ですが、もしも本業以外にサイドビジネスで不動産賃貸を行っていた場合に受け取る賃料は、売上には含めません。
しかし「収益」の一部になります。
それとか例えば、会社の銀行口座にある預金残高に対して利息がついた場合にはそれも「収益」になります。
利益とは?
「利益」は「収益」から「費用」を差し引いたもの。
収益-費用=利益
この算式を見れば「収益」と「利益」はまったくの別物、ということが
わかりますよね。
まとめ
「収益」と「利益」の違いをご理解いただけましたか?
参考までに「利益」と一口に言っても、種類はいくつもあります。
売上総利益、営業利益、経常利益、税引き前当期純利益、当期純利益。
そしてそれぞれ、意味や役割が違います。
また何を目的に利益を見るか?によっても、重視する利益は異なります。
ぜひ覚えておいてくださいね。
2019.12.25 水曜日