ニーズがあるからといって、必ずしもお金になるとは限りません。
こんにちは。女性経営コンサルタントの辻朋子です。
今回は【「ニーズがあること」と「お金になること」は違う】というお話です。

あなたは起業したら生計を立てていけるぐらいの収入が欲しいと思っていますか?
もし思っているのであれば、商材選びはとても重要ですよ。
ビジネスはニーズありき、という言葉があります。
しかし、単にニーズがあるだけでなく、お金を出してでも欲しいと思ってもらえるもの(こと)を商材にすることが必要です。
例えば…
・ネットで調べればわかることや解決すること
・友人や家族に相談すれば解決すること
・行政などが開催している無料講座に参加すればわかることや解決すること
・本を読めばわかることや解決すること
お金を出さなくてもわかることや解決できることに、人はお金を出しません。
特に日本人は、目に見えないもの、例えば知識や情報、ノウハウに対してお金を出す、という価値観を持ち合わせている人は決して多くないです。
それと…
仮に、お金を出してでも欲しいというもの(こと)だったとしても安い価格じゃないと売れない、となると売上が上がらなくなってしまいます。
例えば、セミナーや講座、カウンセリングなどがせいぜい2千円ぐらいの価格じゃないと売れない、となった場合。
1ヶ月にお客様を100人集めることができたとしても月商は20万円にしかなりません。
そこからさまざまな経費を差し引くと、おそらく利益は5万円ぐらいしか残りません。
それにそもそも1ヶ月に100人集めるのが現実的なのか?という話にもなりますよ。
しかもそれを毎月毎月続けていくことは、それこそ夢のまた夢です。
【「ニーズがあること」と「お金になること」は違う】
ぜひしっかり覚えておいてくださいね。
2019.10.14 月曜日