COLUMN

儲かりやすいビジネスと儲かりづらいビジネス

こんにちは。起業支援と経営支援をメインに女性の生き方をサポートしている辻朋子です。

ビジネスには儲かりやすいものもあれば、儲かりづらいものもあります。

 

 

あなたのビジネスはいかがですか?

儲かりやすいビジネスですか?

それとも儲かりづらいビジネスですか?

ビジネスにはそれぞれ特徴があるので、自分のビジネスがどっちのタイプなのかはきちんと認識しておくことが必要です。

なぜなら、タイプによって戦略も違ってきますので。

例えば、女性の多くが起業ネタに選ぶ「先生ビジネス」。

自分らしく自由な働き方をつくりやすいので、ワークライフバランスを実現しやすいです。

だから私たち女性にはもってこいのビジネス。

最近「先生ビジネスは儲かる」などというフレーズをあちらこちらでみかけますが果たしてそれは本当なのでしょうか?

その答えは…

儲かりやすい先生もいれば、儲かりづらい先生もいますよ。

例えば、料理教室やお花の教室などは儲かりづらいですね。

なぜなら…

売上から経費を引いて利益になります。(利益=儲け)

利益を出すためには、売上を上げるか、経費を下げるかのどちらかです。

しかし、料理教室やお花の教室は材料代がかかるので、経費を下げることが容易ではありません。

言い方を変えると、経費がたくさんかかるビジネスなのですね。

もちろん、それを見越して価格を高くする、という手段もあります。

価値をできるだけあげて「価格<価値」という算式をつくることができればね。

とはいっても業界的な価格の相場もあります。

一方、儲かりやすい先生はコンサルタントやカウンセラー、コーチ、士業、講師など。

材料費がかからないだけに利益が出しやすいのです。

ここで念のためお話をしておきますが…

私は「儲かりづらい先生ビジネスは避けた方がいいです」と言っているわけではありません。苦笑

自分のビジネスが儲かりやすいか儲かりづらいかをきちんと認識しましょうね、とお話をしたいのです。

つまり「己を知る」です。

昔の人の言葉に「知人者智、自知者明」というものがあります。

「人を知る者は智なり、自ら知る者は明なり」

(「明なり」は「智なり」よりもステージが上です)

また「彼を知り、己を知れば、百戦するも危うからず」という言葉もありますよね。

どちらも「己を知ることが大事」ということです。

ぜひあなたも自分のビジネスの特徴をしっかり知っておきましょうね。

そのうえで「売り込まなくても売れる!」仕組みづくりにトライすることをおすすめします。

 

 

2019.10.15 火曜日