今さら聞けない!個人事業と会社の違いとは?
こんにちは。女性の起業支援をしている辻朋子です。
個人事業と会社はどのように違うんですか?
というご質問をいただきました。
そこで今回は「個人事業と会社の違いとは?」についてお話しますね。
個人事業とは読んで字のごとく、会社ではなく「個人」で事業を行うことです。
たまに「個人事業=お1人様ビジネス」と誤解している方がいますが、それは間違いです。
個人事業は一人で事業をしなければならないと思っている人もたまにいますね。
ちなみに私はこれまで約28年ぐらい起業家、経営者をサポートしてきましたが個人事業主で社員を十数人雇っている方にお会いしたことがあります。
また売上が大きくても個人事業で事業をしている方もいますよ。
例えば数億円ぐらいの規模でも…
「え~っ?どうして会社をつくらないの?」と疑問に思うことも過去ありました。
そして、会社は、株式会社などを設立して、その会社で事業を経営することです。
なお会社をつくるには設立の手続きが必要で、それを登記と言います。
国に「会社をつくります」と届け出るのです。
その際、社名をはじめ、会社本店の所在地、会社の目的などのルールを決めて定款(ていかん)というものにまとめます。
それを登記する際に提出して会社つくるのです。
ちなみに「会社」のことをよく「法人」と呼ぶことがありますが、これは法律用語です。
法律で定められた手続き(設立登記)を行うことによって、会社には「法人格」というものが与えられます。
一般でいう「人格」に値するものですね。
起業するには、個人で事業をはじめるか(個人事業)それとも会社をつくって会社で事業をはじめるか、どちらかの形態を選ぶことが必要です。
なお、起業する女性の多くは個人事業を選択します。
だから個人事業主でビジネスをしている女性起業家は圧倒的に多いですね。
それだけに会社をつくることによってビジネスが有利になることもあります。
ぜひそれぞれのメリットデメリットをきちんと考えて判断することをおすすめします。
2019.12.06 金曜日