COLUMN

急増するトラブルやクレームへの対応策とは?

こんにちは。女性起業家、経営者のサポートをしている辻朋子です。

「先生どのように対応すればいいですか?」

と、コンサルティングメンバーさんからお客様からのクレームや取引先とのトラブルに関するご相談をいただくことがあります。

今回はトラブルやクレームの対策を1つシェアしますね。

それは…

ルールをきちんと守ること

起業してビジネスをはじめるとさまざまなルールがあります。

例えば代表的なものとして、確定申告や特定商取引法、キャンセルポリシーなどもそうですね。

それとか本名をきちんと名乗ることも当然のことながらルールです。

ルールをきちんと守ることはトラブルなどの対策になるだけでなく、良いこともあります。

例えばキャンセルポリシーについて。

そもそもキャンセルポリシーとは、商品サービスの販売者が決めるキャンセルが発生した時の注意事項等のこと。

発生するキャンセル料などをまとめたものですね。

一見すると消費者を守るためのものと思われがちですが、実は販売者のこともきちんと守ってくれるのです。

キャンセルポリシーを明記公開しておいたことで難を逃れた人もいます。

つまりルールを守ることは、トラブルやクレームに対する事前の対策になるだけでなく、自分とビジネスを守ることにもつながるのです。

反対にルールを守らないことのデメリットやリスクについて。

例えば、ビジネスネーム。

ビジネスネームというとなんか格好いい感じがするし、聞こえがいいです。

しかも使うことそのものにはペナルティがないので安易に使っている人が多いことが気になります。

しかしビジネスネームは偽名です。

だから何も問題がない時はいいですが、何かあった場合には戦う余地さえ与えてもらえなくなります。

それとかこのような話も…

確定申告をしなければならない人が、税金を払いたくない、という理由で申告を怠っていました。

そんなある日、彼女は交通事故にあってしまい、仕事をしばらく休まざるを得なくなりました。

そこで事故を起こした相手に営業補償を求めようとしたのですが、補償は一切出してもらえませんでした。

なぜだと思いますか?それは…

彼女は確定申告をしていなかったことで自分のビジネスの売上と利益を証明することができなかったのです。

証明できないものに対して補償はしてくれません。

だからルールはきちんと守っておいた方がいいのです。

トラブルやクレーム対策のためにも、何かあったときの保全策のためにもね。

 

2019.11.14 木曜日