COLUMN

試算表とは?今さら聞けない!

こんにちは。女性のための起業相談を承っている辻朋子です。

起業してビジネスが順調な人には共通点があります。

それは…

毎月必ず試算表を作成していること。

 

 

そもそも試算表とは?

売上や仕入れなどのコストを1年間分集計して出来上がるのが「決算書」であるのに対して「試算表」は、途中経過で計算した集計表のことです。

例えば、4ヶ月目とか8ヶ月目までの集計表です。

例えば、個人事業主で、5月末の時点での試算表とは、1月1日から5月31日までの売上、経費、利益を集計したものです。

だから「試算表を毎月作成する」ということは、毎月数字とにらめっこをするということになるのです。

ちなみに…

私が主宰している女性起業家のための「まなび塾」のメンバーさんの中でビジネスが「いい感じ!」の方は私にも試算表を見せてくれます。

そしていろいろとディスカッションをするわけです。

例えば…

・売上が先月よりも〇%増えたね。
・会議費が先月の2倍になっているね

・今月から利益が出るようになったね
・前年同月よりも売上が下がっているね

など。

数字からビジネスの状態を把握して、数字を味方につけた戦略を立てます。

例えば…

・どうやって売上を増やすか?
・どうやって利益を増やすか?

・どうやって現金を増やすか?
・どうやって強くて安全な会社を作るか?

などなど。

これを毎月行うわけです。

だからビジネスが「いい感じ!」になるのですね。

ちなみに女性起業家の多くは、確定申告の時期になって1年分の売上と経費を集計します。

つまり「試算表」は作成しない、ということです。

しかしそれではビジネスの伸びしろは大きくなりません。苦笑

毎月数字を集計するからこそ、仮に「やばいよ」ということにも早く気づくことができるのです。←早期発見

そして…

問題点に対して早く手を打てるわけですね。←即治療

ぜひあなたも毎月試算表を作成するといいです。

ビジネスを「いい感じ!」にするためのポイントですので…。

 

2019.12.11 水曜日